FXとは?!外貨預金や株との違いとそのリスク

為替取引で悩む男性

 

金融商品や投資をはじめようという方はFXという言葉を必ず耳にすることでしょう。

FXとはForeign Exchangeの略で外国為替証拠金取引のことを言います。

ドルやユーロ、オーストラリアドルなどの外国通貨を売買しその差益を求める金融商品です。

FXと株との違い

FXと聞くと株と同じようなものとイメージする方もいるでしょう。

株の場合は多数の企業の中から値上がりしそうなところに投資をしますが、FXの場合は外国の通貨を買います。

投資する先が株との違いということです。

FXの仕組み

簡単にFXの仕組みを説明すると購入した外国の通貨が値上がりした時に売り、購入時と売却時の差額から利益を得ます。

例をあげると、1ドル100円の時に10万円分のドルを購入し、レートが1ドル110円に上がったときに売却します。これで購入していたドルは11万円になるということです。

FXの取引

株は企業への投資を行いますが、FXでは為替レートの差を利用して利益を得ることができます。

また、株の場合取引できるのは市場が開いている時間だけとなりますが、FXでは24時間取引が可能です。

その理由はFXの取引の場にあります。

FXは外国為替市場で取引が行われますが、この市場はネットワークでつながっていて世界各国の数十か所以上と多くの数があります。

各国で時差があるためどこかが閉まっても他のところで取引を開始することができるのです。

外国為替市場は日本時間の午前5時にオセアニア市場のウェリントンから取引が始まり、アジア市場、ヨーロッパ市場、日付を超える頃はニューヨーク市場での取引が始まります。

ニューヨークでの取引の次は再びウェリントンへと戻り24時間途切れることなく取引は続くのです。

また、取引可能な時間が多いというのもありますが、FXの場合は為替レートの差を利用して利益を得るという特徴があり、為替レートは日々の変動が大きいため短期間で利益を得やすいという特徴があります。

FXと外貨預金の違い

同じ外貨への投資という意味では外貨預金との違いは何かわからない方も多いでしょう。

外貨預金の特徴として以下のような点が挙げられます。

  • 円の普通預金金利よりも利率が高い
  • 替レートの変動で利益を得られても損失になるリスクがある
  • 外貨の購入に手数料がかかる
  • 銀行が経営破綻したら1円も戻ってこない

同じ外貨を扱っているFXでは日本の金利が海外の金利よりも安い場合、外貨預金よりも多くの利益を得ることができます。

為替レートの変動を利用して利益を得るという点では同じですが、このように利率に差があります。

また、外貨預金の場合はFXのように外貨を売却することはできません。

そのため、円高になったら損失になってしまうものの、利益を得ようと思ったら円安になる時を待つしかないのです。

また、外貨預金の場合、銀行が経営破綻すると外貨預金が戻る保証がありませんが、FXであれば銀行やFX業者が経営破綻しても全額保護されるので安心です。

FXでは証拠金は信託銀行が管理していて、信託銀行は銀行の財産と顧客の財産を分けて管理しています。

管理が別々に行われているため、証拠金は全額戻ってくるという保証があるのです。

FXならではの特徴

その他にFXはレバレッジを使うことができるのも特徴です。

レバレッジとは証拠金を積むことで他人資本を使うことができるようになります。

レバレッジを使うことによって自己資本以上の取引を行うことができるようになります。

他人資本を使うことになるため当然リスクはありますが、少額からできる業者もあるため、そのような業者を使って取引してみるのも良いでしょう。

FXのリスク

以上のように株や外貨預金と比較してみるとFXにはメリットが多いように感じられます。

しかし、投資である以上FXにもリスクはつきものです。

FXのリスクとして考えられるものは何でしょうか?!

それは相場変動のリスクや短期金利変動のリスクなどです。

為替レートは変動が多く短期間で利益を得やすいと説明しましたが、それが不利益につながることもあります。

変動で損失を得ることもあるのです。

例えば、ある国で経済指標が発表されると、それに伴いその国の通貨の相場が急騰したり暴落したりします。

テロや戦争などの大きな出来事も相場への影響が大きいものです。

このような大きな出来事が起こると大きな損失が出るリスクがあります。

また、短期金利の変動もFXのリスクで、各国の短期金利に変動が出るとFX業者が提供している通貨の差額にも変動が出ます。

この差額の変動によっては損益がでる可能性もあるので注意が必要です。

レバレッジのリスク

FXの宣伝では「少額から投資出来て大きな利益を得られる」という言葉を聞くこともありますが、これはレバレッジを利用した場合のことです。

レバレッジを利用すれば利益を得た時は自己資金で投資する以上の利益を得ることができますが、これは損失が出た場合にも同様のことが言えます。

レバレッジを利用して損失が出た場合、自己資金で投資した以上の損失が出ることになるのです。

自己資金とのバランスを考えずにレバレッジを利用してしまうと損失が出た時に大変なことになってしまうこともあります。

最後に

FXは株や外貨預金などと比較すると少額からでも始めやすくメリットも多く感じられるものです。

しかし、説明したようなリスクもあるため始めるのであればメリットだけではなくリスクも十分理解したうえで始めましょう。