バイナリーオプションの勝敗を左右するカギともいえるエントリーポイントとエントリータイミング。
それぞれのポイントを解説していきます。
エントリーポイント
バイナリーオプションでは、いわゆるエントリーポイントというタイミングが重要となってきます。
安定的に勝てるトレーダーは、このエントリーポイントを良く知っていて、手を出す出さないの判断が得意だといえるでしょう。
また、トレンドの流れを読むセンスも優れていますから、高い勝率を安定的に出せるわけです。
数を撃っても当たらない
初心者がやってしまいがちなのは、様々なタイミングをいずれもチャンスと考え、あれもこれもエントリーすることです。
しかし、バイナリーオプションは数を撃てば当たるものでもないので、負けないタイミングを見極める必要があります。
FXを始めとした投資において、エントリーポイントは予測が可能だったり、ある程度分析して勝率をあげられることが分かっています。
下降トレンドと上昇トレンド
エントリーポイントの見方としては、下降トレンドや上昇トレンド毎に分け、パターンを見極める方法が挙げられます。
階段をボールが跳ねるように落ちる下降トレンドでは、一旦落ちた後に跳ねたタイミングが損切りのタイミングとなります。
更に少し後のタイミングで再び下降し始めると、そこが逆張りのエントリーポイントです。
トレンドには必ず一定のパターンがあって、繰り返しによって進むことが少なくないでしょう。
何処かに必ず、ロスカットと共にエントリーポイントがありますから、そのタイミングを理解してトレード中に見極めることが大切です。
このタイミングは活用次第でチャンスになりますし、上昇にも勿論トレンドがあるので、パターンを覚えたり判断する力を身につける勉強が必要です。
大きく上昇から下降に転じるパターンや、逆に下降から上昇へと向かうレンジでも、細かな上下の波を呼んでエントリーが検討可能です。
損をしないポジション
エントリーするか否かの判断は、ポイントを知っていることが大前提ですが、それだけでは不十分で、損をしないポジションの取り方が肝心です。
トレンドのパターンを知ると、少なくとも知らないよりは安定したトレードが行いやすくなりますし、勝率をあげる切っ掛けとなるのは間違いないでしょう。
ポイントを把握するにしても、パターンを覚えてタイミングを知るだけだと、実際のトレードにおいては判断が難しいままです。
ところが、勝てる人が知っている手を出さないポイントも理解できれば、バイナリーオプションでより思い通りの結果が狙えるようになります。
移動平均線
エントリーポイントの多いトレンドでは、どのタイミングでも参加可能だと考えられますが、反対に餌食になりやすいともいえます。
見極めのコツは移動平均線で、全体の傾向がどちらを向いているか把握することが大事です。
上昇中に平均から極端な上昇を見せている時は、初心者が群がっているような状況なので、売り抜けのタイミングを見計らっていると考えられます。
この時に手を出してしまうと、購入後に一転して急落に直面する結果に至りがちです。
そういったマーケットの流れが掴めるようになれば、最適なタイミングでエントリーポイントが見極めることができるでしょう。
先行投資家の参入タイミング
もう1つの要点は先行投資家の参入タイミングで、下降中であれば底を打ちそうな頃合いが狙い目となります。
後からマーケットを振り振り返って見ると、トレンドの動きは全体的に把握できますが、本番では見えない先を読むことが求められます。
下降がずっと続きそうな状況では特に、焦りが募って誤った判断をしてしまう傾向です。
まとめ
先が見えない時は無理にポジションは取らず、トレンドが変化してから波に乗るのが基本です。
上昇に転じてから買うように心掛ければ、初心者でも判断に迷って大失敗してしまうことは避けられるはずです。
上昇中も下降中も、ローソク足ばかりではなく移動平均線も見て、パターンの解析を進めるのがエントリーポイント把握のコツです。
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エントリータイミング
バイナリーオプションのエントリータイミングは、当然のことながら順張りと逆張りで異なってきます。
順張りが基本
基本的にバイナリーオプションはトレンドを読み、順張りでのエントリーを狙うのがポイントです。
ハッキリと上昇か下降のいずれかのトレンドが出ているなら、上昇中は買いに徹してエントリータイミングを見極めることになります。
右肩上がりに転じて上昇を見せ始め、先行投資家が参入してきたらいよいよエントリーです。
ここで判断が遅れてしまうと、初心者と同じくズレたタイミングで買いに走ってしまい、下降に転じて損をするリスクがあります。
トレンドの見極めは決して簡単ではありませんが、それでも多くのトレーダーが売り抜けを考えるタイミングで購入するのは明らかに間違いなので要注意です。
バイナリーオプションはFXと同様に、早期のトレンド変化を見極めるのが最も大切なことです。
幸いなことに、バイナリーオプションは短時間のトレードも可能ですから、細かな変化を見極める目が養えます。
ドル円の上昇中ならHIGHで購入、同じくドル円で下降中ならLOWで購入となります。
1円の違いでも変化はトレンドを表しますし、チャートを見て俯瞰的に把握を行えば、今後の予測が行いやすくなるでしょう。
エントリーしないという選択肢
逆に、上昇か下降かトレンドがハッキリとしない時は、エントリーのリスクが高いので手を出さないのが吉です。
塩漬けができないバイナリーオプションであれば、尚のことトレンドという状況が重要になってきます。
移動平均線に傾きがあって、少しでも上下している中で大きな変化が生じた時は、それが1つのエントリータイミングだと判断できます。
HIGHとLOWでのどちらを取るかは、順張りと逆張りのポジションとトレンド次第ですが、どちらかを選ぶチャンスになるのは間違いないです。
上昇する中で瞬間的に下降しているなら、レートが反発して戻ることを予測するエントリーポイントとなります。
順張りなら下降トレンド中も上昇中と同じ感覚で、流れに従ってLOWで購入するのが1つの手です。
絶好のエントリーポイント
一方で、急激に上昇や下降を見せた時は、それこそが絶好のエントリータイミングとなり得ます。
ただし、移動平均線には常に注意を払い、極端な値動きが生じたら警戒することをおすすめします。
流れに乗るのと流されるのとでは大違いですから、そこを履き違えないように注意しましょう。
逆張りのリスクとメリット
バイナリーオプションにおける逆張りは、原則的には順張りと逆の考え方で良いですが、順張りよりも難しいので初心者には不向きです。
その分、使いこなせるようになれば順張りは強いですし、平均的な初心者に負けないくらいの力が手に入ります。
もし逆張りに挑戦するのであれば、連続的にエントリーするやり方はやめて、順張りよりもタイミングを見極めることが不可欠になります。
ローソク足の伸びは逆張りエントリータイミングの大きなヒントで、この動きに注目してタイミングを見計らうのがトレードの基礎です。
問題はローソク足のヒゲで、これがついたり目立ち始めた時はエントリーするには遅いです。
ここでエントリーする場合は、勝率が落ちいてくることが多いですが、その理由が想像できないなら逆張りはおすすめできないです。
それでも逆張りでエントリータイミングを見極めたいならば、マーケットが水準を維持するレジスタンスラインが狙い目です。
レジスタンスラインが分かるようになると、トレンドの変化が察知しやすくなるので、ここを見極めるセンスを磨くのが有効です。
逆張りは何時でも行えるわけではなく、レンジ相場中に有用性がアップしますから、この相場の中で最適なエントリータイミングを見つけましょう。
まとめ
ただ、順逆のエントリーには相性や得意不得意があるので、挑戦して向いていないと感じたら順逆を切り替えるのが無難です。
最後に
バイナリーオプションのエントリーポイントとエントリータイミングについて見てきましたが、ご自身のトレードと比較してどのような感想を持たれたでしょうか?!
大きなポイントしては以下のような点が挙げられると思います。
- 数を撃っても当たらない
- 損をしないポジション
- 無理にエントリーしない
- 順張りと逆張り
ご自身のトレードと利益を上記の説明した項目に当てはめて再度トレードしてみてください。