
2026年現在、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、単なる投機対象から「デジタルゴールド」や「決済手段」としての地位を確立しました。
日本国内でも規制が整い、信頼性の高い取引所が競い合っています。
しかし、初心者の方にとって「どの取引所が自分に合っているのか」を判断するのは容易ではありません。
本記事では、国内主要取引所を「手数料」「使いやすさ」「取扱銘柄数」「安全性」の観点から徹底比較し、あなたに最適な一社を見つけるお手伝いをします。
取引所選びで失敗しないための「3つの基準」
比較に入る前に、まずは何を基準に選ぶべきかを整理しておきましょう。
手数料(コスト)
「取引手数料」「日本円の入出金手数料」「仮想通貨の送金手数料」の3種類があります。
特に頻繁に売買する方は、取引所の「板取引(Maker/Taker)」の手数料が重要です。
取扱銘柄の数
ビットコイン以外の「アルトコイン」に投資したい場合、その取引所がどの通貨を扱っているか確認が必要です。
2026年現在、国内でも50銘柄以上を扱う取引所が増えています。
安全性と信頼性: 金融庁の登録を受けていることはもちろん、二段階認証やコールドウォレット管理など、セキュリティ体制が万全な大手を選びましょう。
国内主要取引所の徹底比較
国内で人気の高い5つの取引所を詳しく見ていきましょう。
GMOコイン:手数料の安さで選ぶならNo.1
GMOグループの運営による安心感に加え、「各種手数料が無料」なのが最大の強みです。
特徴: 日本円の出金手数料や、他口座への仮想通貨送金手数料が無料。
メリット: 「Maker」注文(板に注文を出す)をすると、手数料を払うのではなく「報酬」として受け取れる「マイナス手数料」を採用しています。
向いている人: コストを極限まで抑えたい中上級者や、積立投資を始めたい方。

bitFlyer(ビットフライヤー):信頼とビットコイン取引量
国内最長クラスの運営実績を誇り、圧倒的なビットコイン取引量を維持しています。
特徴: セキュリティが非常に強固で、これまでハッキング事件が一度もありません。
メリット: 1円からビットコインが買える「少額投資」に強く、Tポイントをビットコインに交換できるユニークなサービスもあります。
向いている人: 「まずは信頼できる大手で、少額から始めたい」という初心者の方。
Coincheck(コインチェック):アプリの使いやすさが抜群
マネックスグループ傘下で、スマホアプリのダウンロード数は国内トップクラスです。
特徴: UI(操作画面)が非常にシンプルで、直感的に売買ができます。
メリット: NFTマーケットプレイスとの連携や、ガス代や電気代をビットコインで支払えるサービスなど、周辺機能が充実しています。
向いている人: 難しい操作は苦手、スマホで手軽に資産状況をチェックしたい方。

bitbank(ビットバンク):アルトコインの板取引に強い
「販売所」ではなく「取引所(板取引)」でアルトコインを安く買いたいなら、ここが筆頭候補です。
特徴: 全ての取扱銘柄が板取引に対応しています。
メリット: リアルタイムで価格の動きが見やすく、チャートツール(TradingView)も標準搭載されているため、テクニカル分析をしたい層に支持されています。
向いている人: アルトコインを適正な価格で売買したい、本格的なトレーダー。

SBI VCトレード:SBIグループの総合力
ネット証券最大手のSBIグループが手掛ける取引所で、銀行や証券との連携がスムーズです。
特徴: ステーキング(持っているだけで報酬がもらえる)の銘柄が非常に豊富です。
メリット: 入出金手数料が無料で、かつレバレッジ取引や積立サービスもバランスよく提供されています。
向いている人: SBI証券や住信SBIネット銀行を普段から利用している方。
取引所スペック比較表(2026年版)
| 取引所名 | 日本円出金 | 送金手数料 | 主要取扱数 | 最大の強み |
| GMOコイン | 無料 | 無料 | 25種類以上 | 手数料の圧倒的な安さ |
| bitFlyer | 220〜770円 | 0.0004 BTC〜 | 20種類以上 | セキュリティと信頼性 |
| Coincheck | 407円 | 0.0005 BTC〜 | 20種類以上 | 初心者向けのアプリUI |
| bitbank | 550〜770円 | 0.0006 BTC〜 | 35種類以上 | アルトコインの板取引 |
| SBI VCトレード | 無料 | 無料 | 35種類以上 | ステーキングとグループ連携 |
まとめ:結局どこを選べばいい?
結論として、あなたの投資スタイルに合わせて選ぶのが正解です。
- 「とにかくコストを抑えたい」「送金を頻繁にする」なら、GMOコイン。
- 「スマホで簡単に始めたい」「1円から買いたい」なら、bitFlyer か Coincheck。
- 「将来的に本格的なトレードもしてみたい」なら、bitbank。
- 「ガチホ(長期保有)で利息を得たい」なら、SBI VCトレード。
仮想通貨の世界では、リスク分散のために「2つ以上の取引所を併用する」のが一般的です。
まずはメインとなる口座を1つ作り、慣れてきたら用途に合わせてサブ口座を開設することをお勧めします。

















